怒りの奥にある想いを認識する
こんにちは。
あなたの光の拡大をお手伝いする
ライトセラピストともみです。
ご訪問いただきありがとうございます。
ペルーのアマンタニ島での出来事です。
私はひどい頭痛に襲われました。
もちろん、高山病ということもあるのですが
その時私はあることにひどく怒りを感じていました。
怒りを感じていたのは目の前の出来事だったのですが
その怒りを引き起こしていた私の中の種は
子供の頃の蓋をしていた怒りの感情でした。
その種の存在は以前から気づいていたのですが
その蓋を開けることがなんとなく怖くて
きちんと向き合うことを先延ばしにしていたものでした。
あまりにひどい頭痛と怒りと
そして、その怒りを抑えられないことへの悔しさで
私は仲間と離れてホテルの部屋で頭を抱えていました。
その怒りを抑えることが
私の中では「自分」というものを形成する上で
とても重要なポジションを占めていました。
なので、頭では「怒りの種を手放したほうがいい」とわかっているのに
それを手放すことがなぜか怖いと感じていたのです。
しばらく頭を抱えながらその怒りの種を感じていたら
ふっとその怒りの元の感情がこみ上げてきました。
それは
寂しさであり
悲しさであり
孤独感であり
そして深い愛情でした。
自分の中のネガティブだと感じていた感情の奥底にある
深い深い愛情に気づいた時
私の怒りの種は癒されていきました。
多くの人は「怒り」をネガティブに捉えて
その感情に蓋をしてしまいがちです。
蓋をされて蓄積された感情は
圧縮されるだけで解消されることはありません。
そしてことあるごとに顔を出して私たちを苦しめます。
「怒り」という感情は人間にとって普通の感情です。
しかし、その怒りに支配されてどうにもならないという時は
その怒りが過去に蓄積され圧縮された感情によって
パワーアップしている可能性があります。
そんな時は「怒りを感じている自分」をまず認めましょう。
そうすることで、少しだけ客観的に自分を見つめることができます。
そしてその怒りが今の目の前の出来事に由来しているのか
過去の怒りに由来しているのかを感じてみましょう。
そこまでできると、かなり冷静に自分の感情を見つめられます。
過去の怒りに由来していると感じたなら
その怒りの奥にある本当の気持ちを感じてみましょう。
怒りの奥に隠れていた本当の気持ちを認めることができた時
その感情は癒されていきますよ。
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